セラミックは耐久性と強度に優れた歯科材料です。
経年変化などで変色・黄ばみや、臭いの付着を起こしません。
透明感があり、天然歯と見分けが付かないほどの仕上がりを得られます。
ご自身の歯の色に合せて色調を調節することができます。
セラミックベニアはこんな方にお勧め
- ホワイトニングでは修復できない歯の変色
- 形の悪い歯 (円錐歯など)
- 正中離開 (すきっ歯)
- 咬耗 (歯の磨り減り)
- ヒビ割れ
・・・・・・・・・・でお悩みの方に!
症例1
治療前:加齢により歯が極度に変色し、歯のラインとリップラインが合っていないので笑顔が不自然でした。
治療後:ホワイトニングとラミネートによって歯を白くし、歯のラインをリップライ ンに合わせて美しいスマイルラインを獲得しました。美容整形では得られない歯による内面からのエネルギーを感じ、患者さんは10歳以上若返ったと喜んでいます。
症例2
治療前:歯の形が悪く、間隙があり、人前で笑うこと、話すことにためらいがありました。
治療後:ホワイトニングとラミネートによって全く別人のような口元になりました。性格も明 るくなり、人生が変ったとの事です。リップライン、口唇の形の変化を見てみてください。
症例3
治療前:自然の咬耗によって歯が短くなり、機能も美しさも失ってしまいました。また、歯の色調も気にしていました。
治療後:本来ならクラウン(かぶせる歯)による修復をするところですが、ラミネートによってあまり歯を削らず簡単に機能と美的改善ができました。
新素材「ジルコニア」を使ったオールセラミックはかぶせ物やブリッジに最適です。
従来のセラミックスはかぶせ物やブリッジなどに使用する場合には補強が必要で、内側に金属を貼り付けるため、色艶、金属アレルギーなどの問題でセラミックスの良さを発揮できない場合がありました。
ジルコニアセラミックのかぶせ物これらの課題を克服した歯科用の新素材「ジルコニア」が加工技術を含めて実用化され、積極的に採用しております。
ジルコニアセラミックのブリッジジルコニアは、人工関節などで長期の実績があり、多くの生体親和性が実証された素材です。主原料の酸化ジルコニアはスペースシャトルの耐熱タイルやF1のブレーキシステムに使われていることからもその耐久性が確認できます。
ジルコニアのメリットは
- 天然の歯に近い透明感と美しさを保てます
- 金属イオンによるアレルギーや歯肉の変色がありません
- 人体に対する安全性(生体親和性)が確認されています
- 表面が滑らかでプラークや細菌が付きにくい素材です
症例1
歯の根の治療後にはファイバーポストで歯根を補強
歯周病や虫歯で歯の根の治療を行った後には、歯根を補強するためにポストと呼ばれる土台(支台)埋め込み、その上にかぶせ物を固定します。
従来の金属製のポストは光を透過しないので歯の中心部が黒ずんで見える欠点がありました。
ファイバーポストという直径0.8~1.6mmのグラスファイバー製のポストを使用すると光の透過性があるので歯と同じような透明感が得られます。
ファイバーポストとオールセラミックのかぶせ物を一体化するための支台についても金属ではなくレジンで築造する「ユニフィルコア」を採用することによって透明感を維持できます。
従来の金属製ポストは硬いために強い力がかかると歯根を破損することがありましたが、ファイバーポストは歯に近い弾力性があるので歯根の破損を防ぎ歯の寿命を延ばすことができます。
従来の金属性コアとファイバーポストの光透過による比較
※左の小さい写真はポストと支台、右の写真はその上にオールセラミックの歯を載せた状態